有機化学とは

有機化学とは何か分からない人は多いです。そこで具体的にどういうものか概要を紹介していきます。有機化学とは、化学の1つの分野で、主に有機化合物を対象としている学問の事を言います。

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有機物というと一般的に生き物のイメージを持っている人も少なくありません。実際人間の体を構成しているたんぱく質も有機化合物です。

しかし実際には生き物だけとは限らず、分かりやすく言うと炭素を含んだ化合物という事です。有機化学で扱っている元素は多くありません。炭素を中心に窒素や酸素、フッ素に硫黄、それからリンと塩素がある位です。つまりこの世の中に存在しているほとんどの有機物は、これらの組み合わせで成り立っているという事です。

では100種類以上もある元素の中で、わずか10種類程度の元素しかないにもかかわらず何故1つの分野として確立されているのかというと理由があります。

それは有機化合物が作る分子の多様性があるからです。特に炭素はあらゆる原子の中でも多くの結合を形成しており、他の元素との組み合わせで色々な性質を持つ分子が出来上がります。

例えば人間の肌や爪は有機化合物の1種ですし、普段身につけている洋服やノート、さらにはステーキや風邪薬の有効成分も一見何の共通点もなさそうですが、実は全て有機化合物の1種です。

具体的に有機化学実験を行う場合どういう事をするかというと、基本的な有機化合物を合成して、目的の物質が出来ているかを色々な方法で確認し分析していくという形です。そして目的の物質が出来なかった場合は、何故出来なかったのかも分析します。

学校での実験は少人数のグループで行う事が多く、それぞれお互いの意見を言いながら進めていきますし、何より身近な材料も使うので非常に楽しいです。

もちろんいきなり実験を行う訳にはいかず、その前にどういう試薬を使うか、操作の順番等をノートに書いたりします。ただ目的の物質を作る為には、時間的な条件もある為中々難しいです。

それでも身近な材料、例えば普段飲んでいる緑茶からカフェインを抽出するといった実験は楽しいですし、色々な物質がどうやって出来ていくかを理論的に理解する事も出来るというのはかなり勉強になります。こうして身につけた知識というのは、将来特に化粧品や香料等を作る時等幅広く応用する事が出来ます。

それから実験時は人工的に有機反応を起こさせるので危険が伴います。その為保護メガネや手袋を使用して、とにかく安全には気を配るようにしましょう。